【阪急梅田駅】ホームを見下ろすことができる超素敵なカフェ

のんびり

阪急梅田駅の構内にあるカフェでコーヒーを飲む。
駅の様子や電車の発着を眺めながらゆっくりと過ごす時間は格別である。

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構内の一等地にあるカフェ
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目の前に阪急電車が

梅田駅は、9線の線路と10個のホームがあり、頭端式ホームという終着駅の鉄道駅としては日本最大らしい。
阪急の創始者小林一三が、欧州のターミナルを模してつくったのだそうだ。
確かに、合理的な構造というよりも、何か旅情をかき立てるような雰囲気を重視しているような感じがする。

ふと、子供の頃、初めて阪急梅田駅に来た時のことを思い出した。
最寄りの駅が阪神電車だった僕は、初めて阪急梅田駅に来た時、その大きさに腰を抜かした。
阪急独特の統一されたデザイン、品のいい発車メロディ、京都線、宝塚線、神戸線の列車が並走する景色、あらゆるものが新鮮に映った。

ホームの端から端まで見渡せる

大人になって、小林一三という人の存在を知って、僕はまさしく彼が意図した通りに、阪急のスゴさに圧倒されていたのだと、思い知らされた。

いまだにここに来ると、少しワクワクする気分になる。
阪急梅田駅は、ただ人々が乗り降りする場所としての駅ではないのかもしれない。
魅力的な梅田という場所をより魅力的にするための装置の一部として、梅田駅は機能している。
阪急のすごいところは、街と街を結ぶということのほかに、街をより魅力的にして、利用客を増やそうという戦略が強かったかところではないか。
コーヒーを飲みながら、そんなことを考えていた。

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