2月15日、阪神競馬場がリニューアルオープン。早速、行ってみることにした。
僕は、ほとんど競馬はしないのですが、競馬場という空間がなんだかとても大好きです。レースを眺めて、のんびりする。特に何もしていなくても、誰からも文句を言われないし、変な目でもみられない。そんな空間ととしての競馬場がとても大好きなのです。
それに、最近の競馬場は、ただレースを観戦するための場所というよりも、本当に競馬をしない人にとっても魅力的な空間へと進化しているようです。
競馬場を散歩するメリット
- 休憩しやすい – 施設内にはベンチや椅子が多く設置されており、のんびりと過ごすことができます。
- 非日常的な景色 – 広大な馬場が広がる景色は、都市部では味わえない開放感があります。
- 馬を見ることができる – 競馬場ならではの魅力として、美しいサラブレッドの姿を間近で楽しめます。
- アクセスが良い – 多くの競馬場は公共交通機関が充実しており、訪れやすい立地にあります。
では、さっそくリニューアルした阪神競馬場の様子を見ていきましょう。
エントランスの印象
エントランスには、「2/15先行オープン、3/1リニューアルオープン」の文字が掲げられていました。「先行オープン」という響きだけで、なんとなくワクワクするのは私だけでしょうか。

ゲートをくぐると、まず目に入るのがパドックです。馬が出走前に周回するこのスペースを囲むテラスは、リニューアルによってより開放的になった印象を受けました。天井が高く、風通しの良い設計がされており、JR大阪駅や京都駅の大きなコンコースに通じるものを感じます。

競馬場のフードコート事情
建物の中に入ると、フードコートが目に入ります。かつて競馬場のフードコートは、どちらかというと簡易的で雑然とした印象がありましたが、今回のリニューアルではまるでショッピングモールのフードコートのようなデザインになっていました。心なしか、阪急ぽいデザインのテイストも感じたのは、僕だけでしょうか。

とはいえ、価格設定はやや高め。座席数もそこまで多くないため、空港のフードコートに近い雰囲気かもしれません。吹き抜けのデザインも取り入れられており、1階と2階をつなぐ空間は、まるで空港のロビーのような開放感があります。
フートコートはいくつかあって、フードコートごとに若干、テイストが異なります。

このフードコートは無駄のないシンプルなデザイン
全体的に、空港のターミナルのような空間と雰囲気のように感じた。


プレミアムなシートも充実しているようで、これはまた、空港のラウンジのようなコンセプトのようにも感じる。
観覧席とメインスタンド
観覧席の数は圧巻です。ここでレースを観戦しなくても、ただ座ってゆっくり過ごすだけでも十分楽しめるほど。特に天気の良い日には、目の前に広がる馬場を眺めながらのんびりするのが気持ちよさそうです。

メインスタンドの迫力も見逃せません。競馬に興味がない人でも、このスケール感にはワクワクさせられるはずです。

芝生エリアと公園
メインスタンドを抜けると、芝生の広がるエリアに出ます。このエリアが個人的には特に気に入りました。
芝生の上にはいくつかのベンチが置かれており、ゆったりと腰をかけることができます。ここでレースを観戦できたら、きっと楽しいに違いありません。実際、今日はレースがなかったものの、ただ芝生の上でのんびりするだけでも心が落ち着きました。

さらに、競馬場の東側には新しく整備された公園があり、これがまた素晴らしい。立派な噴水が設置されており、まるで都心の一級公園のような佇まいです。

また、親子連れに嬉しい設備として「キッズガーデン」があり、小さな子どもたちが遊べるスペースも充実しています。屋外だけでなく、屋内にもアスレチックパークが用意されており、大人だけでなく、子供も楽しめる場所となっています。

競馬場の端っこまで行くと馬たちがたくさんいる馬小屋も見ることができました。間近で馬を眺めていると、とても癒されます。

まとめ:散歩するには最高のスポット
今回リニューアルした阪神競馬場を訪れてみて、競馬をしない人でも十分に楽しめる場所だと実感しました。
特に、
- 広々とした開放的な空間
- 充実した休憩スペース
- 美しく整備された公園エリア
- 競馬場ならではの非日常的な景色
といった要素が、散歩スポットとしての魅力を高めています。
僕は競馬にはあまり詳しくないのですが、競馬場の雰囲気や開放感のある空間を歩くのは大好きです。そんな僕のような人にとっても、阪神競馬場は「ちょっと特別な散歩スポット」としておすすめできる場所になりました。
ちなみに、プレオープン期間中は入場無料(有料指定席を除く)とのこと。この機会に、散歩がてら訪れてみるのも良いかもしれません。
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